フラーレンとは?
フラーレンとは、サッカーボール上に構成された炭素の同素体です。研究により抗酸化力があることがわかり、さまざまな化粧品に配合されるようになりました。また、フラーレンを構成する炭素は、水素・酸素の次に人体に多く存在しているものなので安全性が高く、医療機関でも使われているほどです。刺激もほとんどないので、敏感肌や乾燥肌の人にもおすすめできます。


ビタミンC以上の抗酸化力
「抗酸化力」とは、肌に悪影響を及ぼす「活性酸素」を除去する力のことです。抗酸化作用で知られているビタミンCは、自身が身代わりとなって酸化することで抗酸化力を発揮しますが、フラーレンは、活性酸素を吸収してしまう性質があります。また、活性酸素にはさまざまな種類がありますが、フラーレンはほとんどの種類に対応できるのも特徴です。
持続性と安定性
フラーレンの抗酸化成分は壊れにくく、安定性が高いのも特徴。肌にとどまる時間が長いため、長時間抗酸化力を発揮してくれます。例えば、ビタミンC誘導体が肌にとどまる時間は6時間ほどですが、フラーレンは倍近くの11時間も。夜寝る前に使用すると成長ホルモン作用とともに睡眠中に働き続け、より高い効果を得やすくなります。

ビタミンCとの併用で相乗効果を発揮
美白などの嬉しい効果が多いビタミンCですが、実はビタミンCは、肌に触れた瞬間から何%かは活性酸素により酸化してしまっています。しかし、フラーレンを併用すると、フラーレンが活性酸素を吸着するため、ビタミンCは酸化することなく肌に届けられ、しっかりと効果を発揮できるのです。





