NOCOR コラム
- COLLUMN -

できた妊娠線の出産後ケア方法7選!対策や注意点をわかりやすく紹介


目次 [開く] 目次 [閉じる]

出産後の妊娠線ケアとは?

妊娠するとお腹に赤い線状の腫れができることがありますが、その線のことを妊娠線といいます。この妊娠線は、お腹にできるイメージを持つ人もいますがお尻や太ももなど、いろいろな場所にできます。


また、妊娠線は出産後に薄くはなりますが、完全に消すことは難しいとされています。しかし、しっかりケアすることで目立たないようにできるので、ここで妊娠線についてしっかり理解して、予防と対策していきましょう。


妊娠線はいつできる?

妊娠線ができる時期には個人差がありますが、できやすい時期はあるとされています。妊娠線は、ケアすることはもちろんですが、できないように対策することも大事になります。


そのため、予防とケアの準備として、妊娠線のできやすい時期とできる理由を事前に把握しておくようにしましょう。


妊娠中に妊娠線ができる理由

妊娠するとお腹が急激に大きくなりますが、その際には皮膚も急激に伸びます。


皮膚がその伸びに耐えきれなくなると、皮膚に亀裂ができてしまいます。そのため、妊娠線ができやすいのはお腹が大きくなり始める妊娠5カ月〜6カ月頃となります。


ただし、母親の体質や赤ちゃんの成長など、いろいろな条件によって妊娠線ができる時期には個人差があるため、参考程度で把握しておきましょう。


出産後に妊娠線ができる理由

妊娠線は皮膚の伸びに耐えきれずに起こる亀裂のため、出産後にはできないと思っている人も多くいるでしょう。しかし、出産後でも血流の悪さや栄養不足、育児ストレスなど、いろいろな原因によって妊娠線ができてしまうこともあります。


出産後は身体に大きな負荷がかかっている状態なので、身体を休めてしっかりと回復に集中するようにしましょう。


出産後にできる妊娠線ケアの方法7選

妊娠線は赤い線状の腫れをしていますが、出産後はその赤みや腫れは引いていきます。しかし、完全に元通りとなるわけではありません。少しでも妊娠線を目立たなくするためには、出産後のケアが重要となります。


出産後の妊娠線のケアはどのようにすればいいのか、その方法を知っておきましょう。


1:妊娠線クリームを塗る

ケアするアイテムはいろいろとありますがその中でも、クリームは手軽に使えるので便利でしょう。クリームで水分と油分を補給できます。


ただし、クリームを塗るときには肌を摩擦することになります。そのため、あまりクリームを塗りすぎて、肌に摩擦による負担をかけすぎないように注意しましょう。


2:妊娠線オイルを塗る

妊娠線オイルも妊娠線クリームと同様で、手軽に使えるので便利です。オイルであればクリームよりも保湿力が高く、クリームよりも伸びが良いので肌への摩擦も軽減できるでしょう。また、天然成分でできたものを選べば、肌への影響も少なくて安心です。


もし、クリームとオイルの両方を使うのであれば、まずはオイルで水分と油分のバランスを整えてから、クリームで保湿するようにしましょう。


3:マッサージをする

出産後にできる妊娠線は血流の悪さが原因の場合があります。そのため、妊娠線ができている部分をマッサージして、血流を良くしましょう。


ただし、出産後の肌は非常にデリケートになっているため、皮膚に負担をかけないように力加減には注意しましょう。クリームやオイルでケアする際に、一緒にマッサージしておくと肌への負担が少なくていいでしょう。


4:新陳代謝を促す食事をする

妊娠線は皮膚の亀裂なので、傷と同じようなものです。そのため、新陳代謝を促進させ、どんどん新しい皮膚に入れ替わっていくことを促すことで、妊娠線を目立たなくできるでしょう。


また、出産後の妊娠線は、栄養不足や栄養バランスの乱れなどの原因によってできる場合があるので、新陳代謝を促すような食事を心がけることも、妊娠線のケアにつながります。


5:皮膚科を受診する

妊娠線は出産後も完全に元通りにするのは難しいでしょう。これはケアしていても同様です。


そのため、皮膚科で治療を受けることで個人レベルのケアよりも、高いレベルのケアを受けることができます。ただし、治療内容によっては高額な費用がかかる場合もあるので注意しましょう。


また、妊娠中から出産後にかけてかゆみなどの皮膚トラブルも起きやすいので、強いかゆみの場合には皮膚科を受診してみましょう。「妊娠性痒疹(ようしん)」や「妊娠性肝内胆汁うっ滞症」が原因であることもあるため、かゆみを我慢せずに相談してみてください。


6:ダーマローラーを使用する

治療によって妊娠線をケアする場合、その方法にはいろいろな種類があります。そのケアの1つにダーマローラーを使った施術があります。


ダーマローラーとは、細い針が付いたローラーを妊娠線の上で転がし、あえて皮膚に傷を付けて、その傷を治そうとする自然治癒力によって妊娠線をケアするというものです。


ダーマローラーは個人で購入することも可能ですが、使用は自己責任となるため美容外科などで施術してもらった方が安全でしょう。


7:レーザー治療や手術

レーザー治療では、レーザーを妊娠線に当てて、伸びた皮膚を縮めます。また、妊娠線を切開して縫合することで目立たなくするという手術もあります。


他にも、炭酸ガスを注射する炭酸メソや、高周波で皮膚を縮める高周波治療、コラーゲンの生成力を高める薬剤をマッサージで浸透させるマッサージピールなど、いろいろな治療法があります。病院で受診した際にはその施術方法も相談してみましょう。


出産後の妊娠線ケアの注意点

妊娠線のケアでは注意すべきことがいくつかあります。もし、ケアの方法を間違ってしまうと、妊娠線が逆に濃くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。


まず、服は締め付けのないものを選びましょう。締め付けのある服を着ていると、動くたびに服と皮膚が摩擦を起こしてしまいます。


また、お風呂ではマッサージ代わりにと力を入れすぎて体を洗わないように注意しましょう。力の入れすぎは皮膚に負担をかけてしまいます。お風呂上りに水気を拭き取る際にも、タオルで肌をこすり過ぎないように注意しましょう。


出産後にできる妊娠線ケアの方法を知ろう

妊娠線は出産後も完全には元通りにするのは難しいとされていますが、しっかりとケアすることで目立たなくできる可能性もあります。正しいケアの方法を知って、妊娠線が目立たなくなるようにケアを続けましょう。


また、個人のケアよりも高い効果を求めるのであれば、病院に相談することも検討してみましょう。