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セルライトと肉割れの違いとは?おすすめクリームやオイルと共に治療法も解説!


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セルライトと肉割れの違いとは?

セルライトと肉割れはよく似ているため、できる場所によってはどちらか分かりにくいこともあるのではないでしょうか。


どちらも脂肪の付きやすい場所にできるので、できる場所によっては見分けがつかないこともあります。セルライトは皮膚の表面が凸凹している状態で、肉割れは皮膚に白い亀裂ができている状態です。


どちらも1度気付くと気になって仕方がないものです。ここではセルライトと肉割れの原因や対処法について紹介します。


セルライトとは

セルライトは肌が凸凹になっている状態で、オレンジの皮のような見た目からオレンジピールスキンと呼ばれることもあります。


女性にできやすく、太ももやお尻など脂肪の多い部分に多く見られ、日本人の約8割の女性にはセルライトがあると言われるほどよく見られる症状です。


ではセルライトはどのような仕組みによって現れるのでしょうか。


セルライトは脂肪と老廃物の塊

セルライトは脂肪と老廃物を溜め込むことで脂肪細胞が肥大化してしまうことが原因でできます。


様々な要因により血流が悪くなることで老廃物が溜まり、本来は脂肪を排出する役割をもつ脂肪細胞が正常に働かずに脂肪を溜め込んで肥大化します。


肥大化した脂肪細胞が周囲の血管を圧迫して、さらに血流が悪くなり老廃物が溜まるという悪循環に陥り、結合した脂肪細胞が塊となって皮膚を押し上げ、セルライトの凸凹の状態を作るのです。


瘦せていてもできる可能性がある

セルライトは何らかの要因によって、脂肪細胞が正常な働きをしなくなることが原因で現れるもののため、体型に関係なくできます。


そのため痩せていてもセルライトはできる可能性があるのです。太ももやお尻、お腹など脂肪の付きやすいところにできるようです。


セルライトができてしまう原因4選

セルライトは早いと20代頃から現れると言われており、それより以前から少しずつセルライトが蓄積されてきた結果、20代~30代頃から気になり出すようです。


体型に関係なく女性にできやすいと言われるセルライトは、何が原因でできるのでしょうか。ここではセルライトができてしまう原因について紹介します。


1:ホルモンバランス

セルライトの原因としてまず挙げられるのがホルモンバランスの乱れです。生理や妊娠、出産、更年期などでホルモンバランスが乱れると、リンパの流れに悪影響を与えます。


また生理周期の調整に服用するピルも女性ホルモンのバランスに影響を与え、ホルモンバランスが乱れることもあります。


ホルモンバランスが乱れてリンパの流れが悪くなると、老廃物が溜まりやすくなり、セルライトの原因となってしまうのです。


2:ストレス

ストレスもセルライトができる原因となります。睡眠不足や疲れ、人間関係の悩み、仕事の忙しさなどストレスの原因は人それぞれです。


ストレスが溜まると自律神経が乱れて筋肉が硬直し、血流が悪くなります。血流が悪くなるとセルライトができる原因にもなるため、ストレスを溜め込まないようにしましょう。


3:不規則な生活

栄養の偏った食生活や高カロリーのもの、脂質や糖質の多い食事は体に脂肪が付きやすくなり、セルライトの原因となります。


また、不規則な生活をしていると自律神経の乱れを引き起こします。自律神経が乱れるとリンパの流れが悪くなり、代謝が悪くなることで老廃物が溜まってセルライトの原因となることがあります。


そのため、規則正しい生活を心掛けると共に、食生活にも気を付けるようにして下さい。


4:加齢

加齢による老化もセルライトの原因として挙げられます。若い頃は代謝が良く、血流も正常な状態のためセルライトはできにくいです。


しかし加齢によって代謝が落ちると太りやすくなり、セルライトができやすくなってしまいます。


また、筋力が低下することで脂肪を支えられなくなると、周囲の血管が圧迫されて血流が悪くなりリンパの流れも悪くなるので、老廃物が溜まりやすくなってセルライトができる原因になってしまうのです。


肉割れに関して押さえておくべき3つのポイント

セルライトと同じような場所にできる肉割れは、肌に白いひび割れのような見た目で現れるため、気になる方も多いのではないでしょうか。


一体肉割れとは何なのでしょう。ここでは肉割れに関して押さえておくべきポイントを3つ紹介します。


1:線状皮膚萎縮症

肉割れは医学的には線状皮膚萎縮症と呼ばれます。表皮、真皮、皮下組織の3つの層から成る皮膚が何らかの要因で伸び、真皮が裂けて肌表面にある表皮の上からでも裂けたことが分かる状態になっているのが肉割れです。


肉割れは皮膚が裂けてできるもので、幅は数mm、長さは数cmから数十cm、肌が陥没したりしわができたりします。


英語では肉割れをストレッチマークと呼び、最近では日本の美容クリニックやスキンケアメーカーなどでもストレッチマークという呼び名がよく見られるようになっています。


2:肉割れができやすい部分

肉割れができやすい場所は、脂肪や筋肉が付きやすく乾燥しやすい場所と言われています。太ももやお尻、胸などで、服を着ていれば見えることはありませんが、自分で見える場所にあると気になってしまう方も多いのではないでしょうか。


特に太ももの付け根は脂肪が多いため、肉割れができやすいと言われています。この他にも、腰回りやふくらはぎ、人によってはわきの下にできることもあるようです。


3:2種類の肉割れ

一口に肉割れと言っても、肉割れには赤い肉割れと白い肉割れの2種類の肉割れがあります。なぜ2種類あるのかというと肉割れができてから時間が経つにつれ色が変わっていくことの違いがあるからです。


できて間もない肉割れは赤色や赤紫色をしています。赤く見えるのは裂けた皮膚の下にある、毛細血管が透けて見えているためです。この時の肉割れは皮膚が少しへこんでいます。


白い肉割れは赤い肉割れが時間が経って退色したものです。赤い肉割れより目立ちにくくはありますが、表面に細かいシワができて、触ると凸凹しています。


肉割れができてしまう原因6選

色々な場所にできる肉割れですが、そのひび割れのような見た目で悩む女性も多いのではないでしょうか。


なぜ肉割れはできるのか、ここでは肉割れができてしまう原因について6つ紹介します。


1:歩き方

普段の歩き方が肉割れの原因となる場合があります。歩いている時に、足の指が上がったままになっていないでしょうか。


足の指が上がったまま歩いているとバランスが悪く、ふくらはぎの筋肉に大きな負担がかかるため、一部の筋肉だけが発達して肉割れができる原因となります。


ふくらはぎの内側は特に肉割れができやすいと言われているため、歩き方には注意しましょう。


2:過度な運動

急激な体型の変化も肉割れの原因となります。ダイエットのために過度な運動や筋トレをして、過度な負荷がかかると筋肉の急速な発達に皮膚が追いつけず肉割れしてしまう場合もあるようです。


普段運動をしない人が急に過度な運動をすると肉割れの原因となってしまうので、肉割れを防ぐためにも、自分のペースで徐々に運動の負荷をかけるようにしましょう。


3:いきなり太った

肉割れと言えば太っている人にできるイメージがありますが、それは急激に太ることで大きくなっていく体に皮膚が引っ張られ、真皮層がそれについていけなくなると裂けてしまい肉割れができるからです。


特に柔軟性のない肌にできやすいため、お尻やお腹、太ももなどにできやすく、自分では気が付かないうちに膝の裏が肉割れしていることもあります。


4:妊娠

妊娠線という言葉をよく耳にしますがこれも肉割れのことで、妊娠が原因でできた肉割れを妊娠線と呼びます。


妊娠するとお腹やお尻、胸などが大きくなり、その変化に真皮がついていけずに裂けて肉割れができてしまうのです。


さらに、妊娠中はホルモンの影響によりコラーゲンの生成が抑制されて肌の弾力が失われるため肉割れができやすい体質になっています。妊娠中の肉割れはほとんどの妊婦が経験するとも言われており、妊娠中期頃からできやすくなるので注意しましょう。


5:加齢 

実は、加齢も肉割れの原因になります。皮膚の真皮には肌の弾力を保つコラーゲンが含まれていますが、加齢によりコラーゲンが減少していきます。


コラーゲンが減った肌は少しの刺激にもダメージを受けやすくなっているため、若い時と比べて肉割れしやすくなってしまうのです。


また、加齢によって血流が悪くなることも肉割れの原因の1つと言われています。


6:成長期

成長期には体が急激に変化するため、その変化に皮膚がついていけず、太ももやふくらはぎなどに肉割れができる場合があります。


部活のハードなトレーニングで筋肉が発達したり、成長期で急激に背が伸びた場合などは特に肉割れができやすくなっています。


大人になってできる肉割れは対策できる場合がありますが、成長期の肉割れは避けることができないでしょう。


セルライトに対してできること

セルライトは月日をかけて作られたものなので、簡単に綺麗にすることは難しいでしょう。セルライトができる原因を解消することが必要になります。


つまり、生活習慣や食生活の改善、運動不足の解消などです。代謝を上げることや血行、リンパの流れを良くすることを意識しましょう。


ここではセルライトに対してできることを紹介します。


代謝を上げる

代謝が悪くなると老廃物が溜まりやすく血行も悪くなるため、セルライトの原因となります。まずはセルライトの原因となるものを解消するため、生活習慣や運動不足の改善で代謝を上げましょう。


ダイエットなどの極端な食事制限は老廃物が溜まりやすくなってしまいます。規則正しい生活と栄養バランスの取れた食生活を心掛け、体内の毒素を排出しやすくするためにも適度な水分補給をしましょう。


また、代謝を上げるためには有酸素運動も効果的です。中でも水泳は全身の筋肉をまんべんなく使い、体温より冷たい水で泳ぐことにより体が体温を上げようと脂肪を燃焼します。


代謝や血流を活性化するだけでなく脂肪を燃焼させることもできるため、セルライトに働きかける有酸素運動としては水泳がおすすめです。


マッサージでリンパを流す

セルライトで凸凹になってしまった肌に対しては、マッサージでリンパを流すのもおすすめの方法です。


セルライトができやすい太ももやふくらはぎ、足首などをマッサージしてリンパを流し、溜まった老廃物を流すようにしましょう。


マッサージには即効性がありません。根気よく続けることが重要なポイントです。入浴後などにリラックスしながら行うようにしましょう。


肉割れに対して働きかける方法3選

たとえ見えない場所にできたものでも、肉割れは気になるものです。1度できてしまった肉割れを消すことは難しいですが、目立たなくすることはできるでしょう。


ここでは、肉割れに対して働きかける方法を3つ紹介します。


1:代謝を上げる

肌の代謝を上げることで、肉割れに対して働きかけることが期待できます。血行が悪いと肌の代謝も悪くなるため、まずは血行を改善して代謝を上げましょう。


運動不足や冷え性の場合は適度な運動を行うことで血行が良くなり代謝がアップします。また、湯船につかることも全身を温めて血行を促進するので、可能であれば毎日湯船につかるようにしましょう。


2:保湿し続ける

肉割れをした肌は乾燥しがちで、肌が乾燥すると肉割れが目立って見えることもあります。お肌のために毎日の保湿を怠らないようにしましょう。


お風呂上りなどの血行が良くなっているタイミングで、保湿クリームを塗って下さい。保湿成分が含まれている保湿クリームがおすすめです。


また、天然由来の成分が含まれている保湿クリームも良いでしょう。


3:マッサージをする

血行を良くして肌の柔軟性を保つためにはマッサージが効果的でしょう。マッサージをする際に摩擦があると肌のバリア機能を弱めたり、肌に負担をかけてしまうので、保湿クリームやオイルを使ってマッサージしましょう。


そうすることで肌への負担を軽減できるだけでなく、保湿成分を肌にしっかりと浸透させることが期待できます。


肌に負担をかけないように、やさしくマッサージすることがポイントです。


マッサージにおすすめの市販クリーム&オイル

肌をマッサージすることで血行を良くして代謝を高め、肌の柔軟性を保つことが期待できます。保湿クリームやオイルはマッサージをする際の必須アイテムと言えるでしょう。


ここではマッサージにおすすめのクリームとオイルを紹介します。


ノコア アフター ボディトリートメントクリーム

天然由来成分やオーガニック原料と先端技術で、やさしさを感じる、使い心地の良いクリームです。


サラッとしたテクスチャーでやさしく肌に馴染み、オーガニックネロリのアロマがやさしく香ります。


肌へのやさしさを第一に考えて作られているため、敏感肌の方にもおすすめです。普段の保湿から妊娠中のボディケアなど、様々なお肌のケアにピッタリのクリームです。

ノコア アフター ボディトリートメントクリーム
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ノコア ファースト ボディトリートメントオイル

妊娠中など、不安定になりがちなお肌のため作られた、自然由来の天然保湿成分配合のやさしいボディオイルです。


厳選した保湿成分で肌に浸透し、うるおいを与えます。マッサージをする際だけでなく、お肌のケアや全身の保湿など様々なシーンで活躍します。


心地よい香りに包まれながらマッサージすることができるためおすすめです。

ノコア ファースト ボディトリートメントオイル
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セルライトと肉割れの差を理解して対応しよう

セルライトと肉割れの原因などについて紹介しました。それぞれ原因は違うものの、できてしまうと気になってしまいます。


できてしまったセルライトや肉割れを完全に消すことは難しくても、目立たなくなるようにする手段はいくつかあるでしょう。セルライトと肉割れの違いを理解して、対応する際の参考にしてみて下さい。