- COLLUMN -
妊娠線を消す方法はある?
できる原因や自宅でできるケアとポイントを紹介
目次 [開く] 目次 [閉じる]
妊娠線できる原因とは?消すことはできる?

妊娠でお腹が大きくなるにつれて現れることがある妊娠線は、妊婦にとって大きな悩みと言えます。
ストレッチマークとも呼ばれるスイカの縞模様のような妊娠線ができてしまうのは、妊娠による急激な体重や体型の変化による「肉割れ」が原因です。
できることなら残したくない、妊婦の大きな悩みの種である妊娠線ですが、完全に消すことはできるのでしょうか。
できることなら残したくない、妊婦の大きな悩みの種である妊娠線ですが、完全に消すことはできるのでしょうか。
結論から言えば、妊娠線を完全に消すことはなかなか難しいでしょう。以下で詳しく解説していきます。
完全に消すことはなかなか難しい
妊娠線はお腹が大きくなり始める妊娠5か月くらいから現れ始める人が多く、最初は赤紫色やピンク色で、時間がたつにつれて黒ずんでいきます。産後は白くなり目立たなくなりますが、完全に消すことはなかなか難しいでしょう。
簡単に消すことができない理由
皮膚は外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。お腹が大きくなるにつれて「表皮」は伸びていきますが、弾力性のない「真皮」と「皮下組織」はお腹の成長についていけず裂けてしまいます。
すると、毛細血管に内出血がおこり赤紫色やピンク色の線が現れます。これが妊娠線です。産後は白くなるものの、その跡を完全に消すことは難しいのです。
お腹以外にもできる妊娠線
妊娠線ができるのはお腹だけではありません。妊娠中はお腹に加えて、体全体に脂肪がつきやすくなっています。妊娠線は脂肪がつきやすいところにできやすいので、胸や太もも、お尻やふくらはぎなどにできることもあります。
妊娠線の種類

妊娠線の現れ方は人によって様々です。スイカの縞模様のような、同じ方向を向いた波状線のパターンが多いですが、放射線状の場合もあります。線の数も1本だけの場合もあれば、数十本単位で現れる場合もあります。
また、「正中線」を妊娠線だと誤解してしまうことも少なくありません。おへその下から恥骨の下まで真っすぐに現れる1本線が「正中線」ですが、これは妊娠線とは違い、産後には消える線です。
自宅でできる妊娠線を薄くする方法3選

妊娠線は一度できると完全に消すことはできませんが、出産後のアフターケアでできる限り薄くすることは可能です。
どうしても気になる方は美容皮膚科などでダーマローラーやレーザーで治療し、妊娠線を消す方法もありますが、保険適用外なので費用負担も大きくなってしまい、多くの人が簡単にできる方法とは言えません。
そこで、ここでは多くの人が自宅で手軽にできる妊娠線を薄くする方法を紹介します。
1:マッサージ
マッサージをすることで皮膚の代謝をよくすることは、妊娠線を薄くする方法の1つです。妊娠中に皮膚が一度伸びてしまうことによって、産後はたるみやすくなります。
たるんでハリがないと妊娠線も薄くなりにくいので、マッサージによってたるみをケアすることが、妊娠線を薄くすることにつながります。
マッサージの方法は、下腹部から上方向に優しくなでるように行いましょう。出産直後の皮膚は敏感な傾向にあるので、胸やお尻も同様に優しくなでるようにすることが重要です。
2:保湿ケア
皮膚の代謝をよくするには保湿も欠かせません。保湿効果のあるクリームやオイルをお風呂上りなどに塗って乾燥を防ぐことで、肌に潤いを与えることができます。また、マッサージをする際にも、すべりを良くするためにクリームやオイルを使用するのがおすすめです。
クリーム
成分が似ていても妊娠線用に作られていないものには注意が必要です。なるべく妊娠線用の商品を使うようにしましょう。
妊娠線用のクリームには、通常の保湿クリームよりも浸透性に優れたものが多くあります。妊娠線用の商品は肌の表面だけではなく肌の奥まで浸透するように作られていて、べたつきが少なく使いやすいのも特徴です。
妊娠線用の商品は多くありますが、日本人女性の繊細な肌を考慮し開発を行っているノコアの商品は、国内で開発され国内のGPM認定工場のみで製造されているため安心です。
オイル
妊娠線ケアにはクリームと同様にオイルも効果的です。特にマッサージする際には、クリームよりも摩擦を軽減してくれる効果がより高いオイルを使用することをおすすめします。
出産直後の肌は敏感になっているので、ホホバオイルなどが入っている、刺激が少なめのオイルを使用すれば、より安心でしょう。
3:スロートレーニング
自宅でできる妊娠線を薄くする方法の1つに、動作をゆっくりと行うスロートレーニングがあります。
スロートレーニングは、筋力や筋力や体力が落ちてしまう出産直後でも、無理なく新陳代謝をアップさせることが可能と言えます。
妊娠線を薄くするためには、肌の新陳代謝を高めることも大切です。
妊娠線ケアのポイント3つ

自宅で簡単にできる妊娠線ケアの方法は、前述したようにマッサージ、クリームやオイル、スロートレーニングなど様々あります。こういった妊娠線ケアをする上で注意するべきポイントがいくつかあるので、把握しておきましょう。
1:ゴシゴシこすらない
出産直後の肌は敏感になっているので、マッサージをするときや、クリームやオイルを塗るときは優しくなでるように行うことが大切です。
また、お風呂で体を洗うときや入浴後に体を拭くときに、ゴシゴシこすることは乾燥の原因になるので避けましょう。お風呂では泡で包むように体を洗い、入浴後は優しくタオルで拭きとるように、常に刺激を与えすぎないよう心がけましょう。
2:肌に優しい服を意識する
着るものにも注意する必要があります。服と肌が擦れてしまわないように、肌に優しい服を意識することも妊娠線ケアの1つです。特に、ベルトなどの腰回りを締め付けるものは避けるよう注意しましょう。
3:妊娠初期からケアをする
妊娠初期からクリームやオイルを塗ることは、効果的な妊娠線予防と言えます。できるだけ早い段階から、お腹を中心に胸やお尻の保湿ケアを行うことが、妊娠線を薄くすることにつながります。
また、次の妊娠時にはできるだけ早く妊娠線ケアを行うように心がけましょう。お腹が大きくなる前に始めても早すぎることはありません。
妊娠線が薄くなるようケアをしよう

一度できた妊娠線を完全に消すことはとても難しいことです。
ただし、消すことはできなくても市販のクリームやオイルを使って正しくケアすることで、できる限り薄くすることはできます。
妊娠線を薄くするために重要なのは、肌の代謝を良くすることです。肌の代謝をよくするために、優しくマッサージすることや保湿効果のあるクリームやオイルを塗ること、スロートレーニングをすることが妊娠線を薄くするためのケアになります。
その他にもお風呂でゴシゴシ体を洗わないことや、肌に優しい服を着るように意識することなど、生活の中のささいな注意も妊娠線を薄くなる効果が期待できる立派なケアです。
美容皮膚科や美容整形外科などの医療クリニックでの治療や手術で妊娠線を消す選択肢もありますが、費用もかかり、1回の施術で終わるとも限りません。
今回ご紹介した自宅での妊娠線ケアは、どれも手軽にできることなので、無理せず自分のペースで挑戦してみてはいかがでしょうか。
妊娠線を薄くしたい方のために専門の医師監修の元開発された妊娠線ケアを今すぐ始めてみませんか?
ここからはできてしまった妊娠線に特化したおすすめのケアをご紹介いたします。