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膝裏の肉割れの種類やできる仕組みは?原因や対策方法についても紹介


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膝裏の肉割れができる仕組みは?

妊娠線とは妊娠中に起こる肉割れのことです。肉割れは皮膚が伸びた際に、その伸びに耐えきれなくなって亀裂を起こすことによってできます。


そのため、妊娠をすればお腹が大きくなるので、お腹周りに肉割れができやすくなります。しかし、妊娠中の肉割れはお腹周りだけで起こるものではなく、他の箇所でも起こる可能性があり、膝裏にもできる場合があります。


膝裏の肉割れを完全に消す方法はある?

肉割れは一度できてしまうと完全に消すことは難しいです。そのため、できないように対策をすることが重要です。


しかし、肉割れは時間が経つと目立たなくなり、ケアをすればさらに目立たなくできる可能性があります。また、病院に相談し、レーザー治療や炭酸メソなどの施術を受けることで限りなく目立たない状態にできる場合もあります。


膝裏の肉割れの種類

肉割れは赤いものと白いものがあります。その種類によって、状態や特徴などが変わります。正しい対策をするためにも、まずはその種類の違いについて把握しておくようにしましょう。


赤い肉割れ

赤い色をした肉割れは、できてからあまり時間の経っていない新しいものです。最初は細いので気が付かないこともあります。しかし、徐々に線は太くなり、色も赤紫に変化して目立つようになっていきます。


皮膚が亀裂しているので、見た目が痛々しいですが、痛みを感じることは少ないです。ただし、かゆみを感じてしまう場合はあります。


白い肉割れ

新しくできた肉割れは赤い色をしています。しかし、時間が経てば皮膚の亀裂部分が修復されていくので色は薄くなっていきます。ただし、修復された部分は周囲の皮膚と同じ色にはならず、白くなってしまいます。


そのため、白い肉割れは時間が経って亀裂が修復されたものです。すでに修復済みなので、その後は色に大きな変化はなく、跡として残ってしまいます。


膝裏の肉割れの原因5つ

肉割れは皮膚の亀裂です。その亀裂が膝裏にできてしまう原因はいくつかあります。膝裏の肉割れ対策をするためにも、どのようなことが原因となるのか把握しておきましょう。


1:急激な体重増加による体型の変化

体重を増やして体型を変化させてしまうと、皮膚が伸びてしまいます。また、その変化が急激なものであった場合は、皮膚も急激に伸びることになり、その伸びに耐えきれないことで肉割れができてしまいます。


また、急激に体重が増せば、膝裏に肉が付くこともあるので、膝裏に肉割れができてしまう場合もあります。膝裏はあまり見る機会がないので、肉割れを起こしていても気が付かないと言う人もいて、ケアがおろそかになっている場合もよくあります。


2:歩き方により負荷がかかっている

歩き方が悪いと、足に余分な負担がかかります。その余分な負担がかかっている筋肉が太くなることで、足が太くなってしまいます。急激に筋肉をつけることも皮膚が伸びる原因となるので、足に筋肉が付いて太くなれば、膝裏の皮膚が伸びて肉割れを起こしてしまう場合もあります。


3:皮膚の乾燥

皮膚が乾燥すると弾力がなくなって、伸びへの耐久力が弱まってしまうので、肉割れも起こりやすくなります。そのため、乾燥肌になりやすい人は肉割れを起こしやすいです。


また、妊娠中はホルモンバランスが変化し、その影響によって肌が乾燥しやすくなっているので注意しましょう。


4:妊娠や出産

妊娠をすればホルモンバランスの変化によって、肌が敏感になります。特に、妊娠をすればお腹が大きくなり、お腹の皮膚が伸びるので、お腹周りに肉割れができやすいです。


ただし、妊娠中は体重も増加しやすいので、お腹周り以外にも肉割れができる時があります。


また、妊娠だけでなく出産後でも、栄養不足や体への負担などが原因で肉割れができてしまう場合があります。そのため、出産が終わっても油断せずに妊娠線のケアは続けるようにしましょう。


5:コラーゲンの不足

肌に弾力がなければ、それだけ皮膚に亀裂が入りやすくなります。そのため、コラーゲン不足によって肌の弾力が失われていれば、肉割れも起こりやすいです。


そのコラーゲンはどうしても加齢によって減少してしまうので、若い世代の人よりも、年齢を重ねた人の方が肉割れはできやすいです。


膝裏の肉割れの対策方法4つ

一度できた肉割れは、完全に消すことは難しいです。そのため、肉割れはできないように対策をしておきましょう。その対策にはいろいろな方法があるので、実践できるものから取り組んでおくようにしましょう。


1:ダイエットによる過度な筋トレや運動を避ける

急激に体を大きくしてしまうと、皮膚が伸びてしまい、肉割れを起こす原因となってしまうことがあります。そのため、急激に体重を増やしてしまわないように注意が必要です。


また、肥満によって体が大きくなる場合だけではなく、過度な筋トレや運動などによって、急激に筋肉を付けた場合にも肉割れはできます。筋肉が原因によってできる肉割れは、痩せ型の人でもできてしまうことがあるので注意しましょう。


特に、足に負荷をかけるトレーニングばかりしていると、足が太くなり、膝裏の肉割れの原因となります。


2:バランスの良い歩き方を心がける

歩き方が悪いと、足に余分な負担がかかってしまいます。その負担がかかっている部分の筋肉が太くなってしまうことで、肉割れができてしまう場合があります。


そのため、筋肉に必要以上の負担をかけないように、姿勢を正して、バランスの良い歩き方を心がけるようにしましょう。


特に、ヒールをよく履く人は歩き方のバランスが崩れやすいので注意が必要です。また、ヒールを履いて歩いていると、ふくらはぎの筋肉が付いて肉割れができることもあるので注意しましょう。


3:皮膚を保湿する

肌が乾燥をして、弾力を失うと、肉割れができやすくなります。そのため、皮膚の保湿ケアをして、肌の弾力を保つようにしましょう。保湿ケアの定番方法で、手軽なのはクリームを使うことです。


ただし、外部からの保湿だけでは対策としては不十分です。体の内部からも水分を補充することが望ましいので、こまめに水分補給することも意識しておきましょう。


また、クリームを塗る際にはマッサージもしましょう。マッサージをすることで新陳代謝の促進ができ、肌を良い状態に保てるでしょう。ただし、力の入れすぎは良くないので力加減には注意が必要です。


4:クリームを塗る

肌が乾燥をするとお肌にトラブルが起こりやすくなるので、クリームを使って保湿することは重要です。そのクリームには、いろいろな種類があり、お肌に潤いを与えてくれる物もあります。そのため、肉割れに適したクリーム選びをすることも重要です。


ただし、妊娠中であれば肌は敏感になっています。そのため、妊娠中にクリームを使うのであれば、自然由来で作られていて、刺激の弱い物を選ぶようにしましょう。


膝裏の肉割れはができる原因や対策を知ろう!

肉割れはいろいろな箇所にできます。そのため、気がつきにくい膝裏にできてしまうこともあります。肉割れは、完全に消すことは難しいでしょう。


そのため、肉割れはできないように対策をすることが重要です。その対策をするために、肉割れができる原因を把握し、正しい対策を立てられるようにしておきましょう。