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【ママ必見】赤ちゃんの頭皮が乾燥!原因&対策、ケアの手順も紹介!白いカス・・フケ・・・
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【ママ必見】赤ちゃんの頭皮が乾燥!原因&対策、ケアの手順も紹介!白いカス・・フケ・・・
Q. なぜ赤ちゃんの頭皮はトラブルが起きやすいの?
A. 赤ちゃんの頭皮は、まだ皮脂の状態が不安定で、バリア機能が弱いためです。
赤ちゃんの頭皮のトラブルを防ぐには、正しいシャンプー方法やスキンケアなど、日ごろから正しくケアを行うことが大切です。
頭皮のバリア機能が弱く皮脂の状態が不安定
頭皮がバリア機能を発揮するときに重要な役割を果たすのが、皮脂と汗などが混ざってできる皮脂膜です。皮脂膜は、頭皮から水分が蒸発するのを防ぎ、うるおいを保つ役割を持ちますが、赤ちゃんは皮脂の分泌が少ないため、頭皮が乾燥してしまうのです。
バリア機能は、菌が皮膚に入り込むのを防ぐとともに、水分が過剰に対外へ出るのを防ぐ機能で、皮膚の表層にある角質層がその役割を担っています。
しかし、赤ちゃんの角質層は、大人と比べて保湿機能が弱いため、頭皮が乾燥しやすくなります。
なんと、赤ちゃんの皮膚は、成人の半分程度の厚さしかない部位もあります。とっても繊細で外部の刺激に弱く、バリア機能が未熟なのです。
赤ちゃんは新生児の頃は皮脂の分泌が盛んですが、生後1カ月をピークに低下し、生後4~5カ月頃はもっとも皮脂の分泌が少なくなります。とくに、冬の寒い時期は乾燥しやすく、皮脂欠乏性湿疹という乾燥が原因の湿疹になる赤ちゃんが増えるため、とくに注意が必要です。
赤ちゃんのお肌が乾燥仕組みはお分かりいただけましたでしょうか?
ここからは乾燥を感じた時にするべき対応をお伝えします!
- 1. 毎日やさしくシャンプーを使う
赤ちゃん用の無添加・低刺激のものを使う - 2. 保湿をしっかりする
お風呂あがり10分以内にしっかり保湿する - 3. ひどい場合には皮膚科に受診する
かかりつけの小児皮膚科を作りましょう
1:毎日やさしくシャンプーを使う
汚れ・汗・ホコリ・細菌などが頭皮に付着したままだと、頭皮への刺激となりかゆみが出てしまいます。とくに、バリア機能が低下していると、皮膚炎を悪化させる可能性もあります。
ただし、洗うことで皮脂を落とし過ぎてしまうと、バリア機能を低下させてしまうので下記は気をつけましょう!
×熱いお湯につかる → ○40度以下のぬるめ
×長湯をした → ○5分以内にとどめる
×強い水圧 → ○水が曲線を描くくらい
きっと赤ちゃんのために行なっている方が多いと思いますが、再度上記の内容を気をつけながら洗ってあげましょう!
- できるだけ保湿効果の高いシャンプーを使用する
- 刺激の少ない、頭皮専用のベビーヘアシャンプーを選ぶようにしてください。
赤ちゃん専用のシャンプーをしっかり泡立ててから頭皮をやさしく洗い、シャンプーが頭皮に残らないよう、ぬるま湯でしっかりとすすぐとよいでしょう。
赤ちゃん用のボディソープもありますが、頭皮の皮脂や汚れを十分に落とせないことがあるため、頭皮専用のベビーヘアシャンプーを使うことをおすすめします。
2:保湿をしっかりする
シャンプーで頭皮をやさしく洗った後は、頭皮の保湿が大切です。お風呂上りから10分以内を目安に、ベビー用のローションを頭皮に塗って、保湿するようにしてください。
大人用の頭皮用ローションは、アルコールや香料が配合されているため、赤ちゃんのデリケートな頭皮に使うと、トラブルを起こしてしまうことがあります。赤ちゃん用の低刺激で無添加な頭皮に使えるローションを選ぶことをおすすめします。
- 水分と油分のバランスが取れた無添加・低刺激ベビーローションを選びましょう
- ベタベタしすぎると皮脂が過剰になることもあるので、ベタベタしないのにしっかり保湿して、お肌を守ってくれるものが良いです。しっかり頭皮やお顔、陰部にも使える製品かを確認してケアを始めましょう。
3:ひどい場合には皮膚科に受診する
生後1~3カ月は皮脂の分泌過剰で起こる乳児脂漏性皮膚炎の可能性が高く、それ以降は皮脂欠乏性湿疹が目立つようになります。症状がよくならないときには、アトピー性皮膚炎の可能性もあるため注意が必要です。
赤ちゃんの頭皮が乾燥してカサカサになっているときには、まずは家庭で丁寧にやさしく頭皮を洗い、しっかり保湿して様子を見てください。症状が続いたり、かゆみがひどかったりするようであれば、早めに皮膚科か小児科を受診してください。
赤ちゃんのシャンプーの4つの手順
赤ちゃんの頭皮の乾燥対策の一つ目に、1日1回やさしくシャンプーすることを挙げましたが、具体的にはどのような手順で、どのようなことに注意したらよいのでしょうか。
赤ちゃんの頭皮トラブルを防ぐ、シャンプーの4つの手順を解説していきます。
- 1. 38~40度程度のお湯で髪を濡らす
- 2. 指の腹でやさしく頭を洗う
- 3. しっかりとすすぐ
- 4. お風呂から上がった後にタオルで髪を乾かす
1:38~40度程度のお湯で髪を濡らす
はじめに、38~40度程度のぬるめのお湯で、そっと髪を濡らします。赤ちゃんは皮膚が薄いため、温度が高いと肌に刺激を与えてしまいます。熱くなり過ぎないよう注意してください。
お湯だけでも9割程度の汚れを落とせるともいわれているため、そっとお湯をかけて、やさしく汚れを落とすように意識するとよいでしょう。
2:指の腹でやさしく頭を洗う
続いて、シャンプーを使って髪や頭皮を洗います。シャンプーの泡で頭皮を洗うようなイメージで、指の腹を使ってマッサージするように、しっかりとやさしく洗ってあげてください。この時、力は入れ過ぎないよう注意してください。
3:しっかりとすすぐ
最後に、シャンプーの洗浄成分が肌に残らないよう、ぬるま湯でやさしく洗い流します。シャンプーの成分が頭皮に残ると、トラブルの原因となるため注意が必要です。
水流が弱めのシャワーで、頭頂部からやさしくかけるように流すとよいでしょう。
4:お風呂から上がった後にタオルで髪を乾かす
お風呂から上がったら、頭皮や髪の水分をタオルでよく吸い取るように拭いてください。タオルで拭き取るときは、ごしごしこすらずに、やさしく拭き取るようにしてください。
また、頭皮が濡れたままの状態が続くと、雑菌が繁殖しやすくなります。ドライヤーを使って、早めに乾かすようにしてください。
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