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【乳児湿疹の時の顔の洗い方】ガーゼは使うべき?保湿はしたほうが良い?


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治療のためにワセリンを処方された!という方は少なくありません。赤ちゃんの皮膚はデリケートなので、トラブルを起こしやすく、処方されたものとはいえ注意が必要です。ここでは赤ちゃんのあせも対策についてご紹介します!



赤ちゃんの顔に多い「乳児湿疹」できてしまう原因は?

乳児湿疹とは、生後2週間~1歳前後までの赤ちゃんにできる湿疹の総称です。


特に顔、首、頭など、皮脂の分泌が多い部分にできやすい傾向です。


乳児湿疹にも様々な種類があり、赤いポツポツとしたものや、ニキビのような湿疹、カサカサと乾燥したかさぶたのような湿疹など、多くの乳幼児の肌を悩ませる「乳児湿疹」はとても心配ですよね。


乳児湿疹の原因は諸説あるようですが、ママの女性ホルモンを受け継いだ赤ちゃんが皮脂の分泌を促すためと考えられています。


生まれたての赤ちゃんは新陳代謝が高い一方、大人と比較すると皮膚は2分の1の厚さでバリア機能が低く、非常に繊細なお肌をしています。


今回は特に乳児湿疹ができやすい赤ちゃんの顔の洗い方やスキンケアをご紹介いたします。



乳児湿疹ができたときの対処①:顔を洗う時の手順や方法は?

まずは赤ちゃんの顔や体の洗い方に注意。

石鹸をしっかり泡立てる
患部を包み込むように優しく手で洗う
なかなか取れない場合は、何度か繰り返して洗う
シャワーの湯量は少量にする

また、患部が固まっている場合は無理に落とすのは絶対に禁物です。皮脂のかたまり部分を優しく取り除いてあげましょう。



乳児湿疹ができたときの対処②:ガーゼは使うべき?

過剰な皮脂がなかなか取れない場合は、ガーゼを使うのがおすすめです。


ガーゼをお湯で濡らし、軽く絞って顔を優しく拭き取ると刺激を軽減できます。


ゴシゴシこすってしまうと刺激になってしまうので、優しく拭き取るようにしましょう。


洗った後にガーゼを使う場合は、水分を吸い取るイメージでポンポンと優しく肌に当てて水分を取ってあげましょう。使うガーゼもゴワゴワした硬いものではなく柔らかいタイプのものを選びましょう。



乳児湿疹ができたときの対処③:顔を洗った後は保湿剤を使うべき?

赤ちゃんの顔や体を洗った後は、保湿剤は必ず使いましょう。


保湿剤は乳児湿疹のある部分にも優しく塗りこんでください。保湿剤を付ける際は、赤ちゃんは常に動くので口や目に入らないように気を付けて。


また、保湿剤を選ぶポイントとしては、ベビーオイル、ベビークリーム、赤ちゃんのお肌用に処方されたものやオーガニック成分などを厳選されたものを選ぶのがおすすめです。


処方されているお薬がある場合は、かかりつけのお医者様に一度確認を取りましょう。



乳児湿疹から赤ちゃんを守ってあげましょう

まだまだ弱くて小さな赤ちゃん。生きることが精いっぱいの中、乳児湿疹と常に戦っています。


お世話はとても大変ですが、乳児湿疹ができてしまっても焦らず正しいケアをしてあげればきっと良くなります。


顔や体の洗い方に気を付けて大切な赤ちゃんを守ってあげましょう。