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NOCOR コラム
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妊娠線がかゆいときの対策法6つ
原因やNG行動もあわせて紹介


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妊娠線のかゆみとは

妊娠5~6カ月くらいになってくると、腹部や乳房などの場所にひび割れのような線が出てくることがあります。そのひび割れのような線が妊娠線と呼ばれているものです。妊娠線はかゆみを感じることがあり、辛い思いをしてしまう妊婦もいるでしょう。


妊娠線がかゆいときに正しく対処するためにも、そのかゆみの原因や対策法を知っておきましょう。


妊娠前と妊娠後の変化

妊娠をすると身体にはいろいろな変化が起こります。妊娠線やかゆみも、変化によって起こるものの1つでしょう。


他にもつわりや味覚の変化、毛が濃くなる、胸やお腹が張って痛みを感じる、腰痛や頭痛が起こるようになる、体のだるさや眠気を感じやすくなる、情緒不安定になるなど、いろいろな変化が起こります。


これらは主に、妊娠によるホルモンバランスの変化によって起こると言われています。


妊娠線がかゆい原因

妊娠をすると妊娠線が現れ、かゆいと感じる可能性があります。人によっては辛さを感じるほどのかゆみとなることもあるようです。かゆみ対策をするためにも、まずはなぜ妊娠線はかゆいと感じるのか、原因を把握しておきましょう。


ホルモンバランスの変化によるため

妊娠すればホルモンバランスが変化します。その影響によって、肌は敏感になりやすいでしょう。そのため、肌が少し刺激を受けるだけでかゆいと感じてしまう場合があります。


また、お腹が大きくなり妊娠線が現れやすい時期はホルモンバランスの変化によって、胆汁が滞りやすくなっています。その滞った胆汁が皮下組織に刺激を与えてしまうケースもあり、かゆみの原因となるでしょう。


皮膚が伸びるため

妊娠すると腹部や乳房などが張ってきて、皮膚が伸びます。その際に、皮膚が伸びに耐えきれなくなって断裂が起こることで妊娠線ができます。そして、腹部や乳房の張りに伴って、皮膚がかゆくなる可能性があります。


かゆみの度合いは人によっても異なるため、激しいかゆみを感じる場合は早急に医師に相談しましょう。


妊娠線がかゆいときの対策法6つ

妊娠線に強いかゆみを感じる人もいるでしょう。しかし、妊娠線はかゆみを感じても、かかないことが望ましいです。ただし、かゆみを放置しておくこともできません。


そのため、妊娠線がかゆいと感じたときには、正しい方法でそのかゆみを和らげるようにしましょう。


1:クリームで保湿する

まず肌が乾燥していると、さまざまな肌トラブルにつながります。肌を乾燥状態にしないためにも、クリームなどで保湿するようにしましょう。


肌を乾燥状態にしないためにも、クリームなどで保湿するようにしましょう。クリームで保湿をすることによって乾燥を防ぎ、かゆみを感じにくくすることが可能です。


2:肌に良い素材の服を着る

妊娠中はホルモンバランスの変化によって、肌が敏感になりやすいです。敏感になっている肌は、服の摩擦による刺激を受けるだけでもかゆいと感じる場合があります。


そのため、摩擦による刺激が強くなりやすい化学合成繊維が使われた服を着ることを避け、シルクやコットンなどの摩擦が少なくて肌に刺激を与えにくい素材で作られた服を着るようにしましょう。


3:爪を短くする

妊娠線は強いかゆみを感じることもあり、どうしてもかいてしまう場合があるでしょう。その際に長い爪で強くかいてしまうと、皮膚にそれだけ強い刺激を与えてしまうことになり、刺激によってさらにかゆみを強くしてしまう可能性があります。


また、強いかゆみがあることで、寝ているうちに無意識に妊娠線をかいてしまうケースもあります。寝ている間に妊娠線をかきむしってしまうと、起きたときに出血していたり、菌が入ってしまうことがあるため注意が必要です。


4:マッサージを行う

妊娠中はホルモンバランスが変化して、皮膚が固くなっていることがあります。その皮膚の固さが、かゆみを感じやすくする原因となる可能性があるようです。


そのため、妊娠線が現れる前からクリームを使ってマッサージをしておくようにしましょう。マッサージをしておくことで、肌が固くなることを防ぎ、かゆみを感じにくくすることも可能です。


5:刺激が少ないボディソープを使用する

ボディソープには、合成界面活性剤のような刺激の強い成分が含まれているものがあります。その成分による刺激によっても、かゆみを強めてしまうことがあります。


そのため、妊娠線に強いかゆみを感じる場合には、肌への刺激が少ない天然素材の石鹸に変えてみましょう。また、弱酸性のボディソープであっても商品によっては合成素材が使われている場合があるため、使う際には成分をよく確認しましょう。


6:バランスの良い食事を心がける

妊娠中は妊娠線に関係なく赤ちゃんを健康に育てるためにも、バランスの良い食事を心がける必要があります。また、肌の状態を正常に保ち肌荒れを防ぐためにも、タンパク質が含まれる食事も意識しましょう。


辛い食べ物や糖質、脂質の多い食べ物は皮脂の分泌を増やしてしまい、肌環境を悪化させてかゆみの原因となってしまう可能性があるため、食べすぎないよう注意しましょう。


妊娠線がかゆいときのNG行動

妊娠線がかゆいからと、かいてしまうことは避けなければいけません。妊娠中は肌が敏感になっているため、かいてしまうとその刺激によって、さらにかゆみが強くなる可能性があります。


また、単純にかきむしってしまうと傷の原因となってしまいます。妊娠中はホルモンバランスの変化によって、肌に傷跡が残りやすい状態だと言われています。そのため、妊娠線をかいて傷を作ってしまうと、その傷跡が長い間残ってしまう可能性もあります。


妊娠線がかゆいときの対策を把握しておこう

妊娠をして安定期が近くなると一気にお腹が大きくなるため、妊娠線ができてかゆみを感じるようになる場合があります。しかし、妊娠線はかゆいからと、かいてしまってはいけません。


妊娠線をかいてしまうと、傷になったり傷跡が残ってしまう可能性があります。そのようなことにならないためにも、妊娠線のかゆみ対策には正しい方法があるため、それらを把握して実践しましょう。

監修 ノコア プロフェッショナルアドバイザー
医療法人社団マザー・キー 理事長 杉本 雅樹 先生

筑波大学医学群卒業。筑波大学付属病院等の勤務を経て、
2005年9月にファミール産院たてやまを開院。現在は、
千葉県内に複数の産婦人科施設を運営し、地域に根差した医療を展開。