NOCOR コラム
- COLLUMN -

妊娠線におすすめのアイテム ワセリンやクリームを選ぶポイントもあわせてご紹介


目次 [開く] 目次 [閉じる]

そもそも妊娠線とは?

妊娠線とは、妊娠により大きくお腹が膨らむことでできる線で、例えるとスイカの縞模様に似ています。妊娠線は一般的にお腹にできますが、太ももやバストなど、脂肪がつきやすい場所に発生しやすいといわれています。


一度できた妊娠線を完全に消すことは難しいため、早いうちからケアや予防をするのがおすすめでしょう。


妊娠線ができる原因について3つ

妊娠線に悩んでしまう妊婦さんは多いでしょう。妊娠線ができる原因として考えられるものはいくかあります。


具体的に原因を知ることで不安を取り除き、正しい予防方法を見つけていきましょう。ここからは、妊娠線ができる原因について3つ紹介します。


1:ホルモンの変化のため

妊娠するとホルモンが変化するため、それによって妊娠線ができる可能性があります。妊娠中に増加する副腎皮質ホルモンは、コラーゲンの生成やターンオーバーを遅らせることがあるため、肌の弾力や柔軟性が低下しやすくなります。


弾力を失った肌は断裂が起きやすくなるため、妊娠線ができる原因のひとつだといえるでしょう。


2:皮膚が伸びたため

肌には表皮、真皮、皮下組織と3つの構造があります。お腹の中で赤ちゃんが成長して大きくなるにつれて肌の表面が伸びていくと、伸びにくい真皮と皮下組織は断裂してしまう可能性があります。


真皮や皮下組織は柔軟性がもともと少なく、無理に伸ばされて妊娠線になってしまうでしょう。


3:肌の水分不足のため

肌が乾燥していると、妊娠線が発生しやすいといわれています。乾燥した肌は伸びにくくなるため、お腹の膨らみに対応できず妊娠線ができてしまう可能性があります。


季節だけでなく、室内の環境によっても乾燥しやすくなるため、肌が乾燥しないように心がける必要があります。


妊娠線におすすめのアイテム3つ

肌が変化しやすい妊娠期間は肌質が変化しているため、乾燥や肌のヒリヒリを感じる場合もあるでしょう。自分に合う保湿を見つけることは大切です。


ここからは、妊娠線におすすめのアイテムを3つ紹介します。それぞれの特徴を把握しましょう。


1:ワセリンの場合

ワセリンは石油資源を精製して作られる保湿剤です。保湿成分が含まれているのではなく、肌に膜を作ることで、乾燥や外部からの刺激から肌を守ってくれる効果が得られるといわれています。また、乾燥だけでなく摩擦による刺激も予防できる可能性があります。


2:クリームの場合

肌を保湿する場合は、クリームを使うこともおすすめです。


クリームは保湿だけでなく、内部に浸透して肌を柔らかくする効果を得られる可能性があります。選ぶ際には、添加物が少ないクリームを選びましょう。


3:オイルの場合

オイルはクリームよりも油分が多く、保湿効果を期待できるでしょう。香りがついているものや保湿に優れたものなど、さまざまな商品があります。


また、オイルはお腹のマッサージなどにも使えるでしょう。血行が悪いと妊娠線ができる可能性があるため、マッサージをして血流を良くするよう意識しましょう。


ワセリンやクリームを選ぶポイント3つ

ワセリンやクリームには多くの種類があり、選ぶ際に悩んでしまうこともあるでしょう。肌に優しいもの、保湿や保水効果があるもの、香りの有無など、考えるポイントもさまざまです。


ここからは、ワセリンやクリームを選ぶ際のポイントを紹介します。ポイントを押さえて自分に合ったものを選びましょう。


1:肌に優しいものを選ぶ

ワセリンは精製度によって色が異なります。淡い黄色や白色のものがありますが、白くなるにつれて純度は高くなります。不純物が少ないほど肌への刺激も抑えられるため、白色ワセリンを選ぶようにしましょう。


クリームを選ぶ際には、添加物が含まれていないかどうかをあらかじめ確認しましょう。


2:保湿と保水ができるものを選ぶ

保湿のみ、保水のみに偏らないよう、どちらもケアできる商品を選ぶのがおすすめでしょう。商品を選ぶ際には成分表の確認が必要です。


また、妊娠線をケアするために販売されている専用のクリームなどは、保湿や保水成分がバランスよく含まれているものもあるため、専用商品を検討するのもよいでしょう。


3:香りを確認する

妊娠期間は匂いに敏感になりやすく、妊娠前は好きだった香りも妊娠中は苦手になることも少なくありません。無香料が自分にとって使いやすいのか、香料ありを選ぶ際は匂いの種類まで確認しましょう。


また、香りの強さも使い勝手に影響するため、事前に確認する必要があります。好みの香りで妊娠期間を楽しく乗り切りましょう。


妊娠線以外のワセリンやクリームの使い方

クリームは入浴後全身に使用したり、ワセリンはリップクリームとして活用したり、さまざまな使い方ができます。


さらに、赤ちゃんのスキンケアとしても使用可能です。おむつかぶれや衣類の刺激で荒れてしまった肌に活用できるでしょう。


妊娠線におすすめのアイテムを知っておこう!

妊娠線にはさまざまな原因がありますが、肌の乾燥もそのひとつといわれています。ワセリンやクリーム、オイルの特徴を把握して自分に合った保湿アイテムを見つけることが大切です。


できてしまった妊娠線を消すことは難しいため、日頃から妊娠線ケアや対策を心がけましょう。